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PowerChute Network Shutdown v4.3/v4.4によるvSphere 7.0 Update 1でのvCLSの制御について

公開日: 12 3月 2021

PowerChute Network Shutdown v4.3/v4.4によるvSphere 7.0 Update 1でのvCLSの制御について

このページはPowerChute Network Shutdown v4.3/v4.4によるvSphere 7.0 Update 1でのVCLSの制御について説明しています。

【概要】
vSphere 7.0 Update 1でvSphere Clustering Service(vCLS)が有効になっている場合、PowerChute によってESXiホストをメンテナンスモードに移行することができません。これは、クラスターに最大で3つのvCLSエージェントVMがデプロイされており、他のユーザーVMとともにVMシャットダウンステップ中に電源をオフにできないために発生します。vCenter Serverは、vCLSの電源がオフになっていることを検出すると、自動的に電源をオンに戻すため、vCLSが存在するホストをメンテナンスモードにすることはできません。これを回避するため、PowerChute による仮想マシン制御の優先度付け設定を行います。

【対象の製品バージョンとシステム環境】
PowerChute Network Shutdown v4.3およびv4.4
vSphere 7.0 Update 1

【システム構成条件・サポート条件】
2ノード構成を含む複数ESXiホストで構成され、vCenterSever VMを展開するホストを含めたすべてのESXiホストが単一のUPSで電源保護されるシングルUPS構成、もしくは冗長UPS構成

複数UPSによるアドバンスドUPS構成の場合は、電源障害時にいずれかのUPSグループがバッテリー運転になった時に、すべてのホストをシャットダウンする運用でのみサポート。

(注)vSphere 7.0 Update 1でvCLSを有効にした場合、PowerChuteによるFTTサポート設定の使用は不可となります。

【サポート構成例】


 
3ノード以上vSAN シングルUPS構成



 
2ノードvSAN シングルUPS構成



2ノードvSANアドバンスドUPS構成
(いずれかのUPSグループがバッテリー運転でシステムシャットダウン)

【PowerChuteによるVMの優先度付け設定方法】
PowerChute Web UIでVMの優先順位付けを有効にし、vCLS VMをvCenter Server VMよりも優先度の高いグループに追加します。ホストメンテナンスモードの遅延を有効にします。(タイムアウト値 60秒を推奨)

シャットダウン時にvCenter Serverの電源オフを先に行うことで、vCLS VMが再起動されることなく、ホストをメンテナンスモードに移行してシャットダウンシーケンスが完了します。

公開日 2021年1月19日
更新日 2021年3月12日


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