電力不足から発生する事象


電力不足は、電力需要と供給のバランスが崩れた際(需要過多時)に起こります。 気象にも依存しますが、夏場には企業のオフィス、サーバルームや製造工程における空調、また家庭におけるクーラーなどの使用により、電力使用量がピークとなります。 電力不足により、起こりうる具体的事象には下記があります。 

 電圧降下、ブラウンアウト (Brownout)


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電圧低下のこと。日本では定格100Vですが、それ以下の電圧が流れることを言います。 コンピュータなどの精密機器はハードディスクの損傷や、キーボードのロックアップなど様々な誤動作が発生します。

また、ブロードバンド環境が急速に普及する日本では、アクセスポイントのルータ、スイッチや家庭で利用するモデムなどネットワーク機器の不具合により、インターネット接続が不安定になります。日常生活においては使用できる家電もありますが、電圧低下により電気製品のパワーが弱まるなどの現象が起こります。 


 瞬停、サグ (Sag)
  瞬間的に電圧低下が発生する事象をいいます。
 
サグが発生することで、コンピュータにリブート(再起動)がかかります。家庭ではビデオやテレビのタイマーにリセットがかかるなどの現象が発生します。 


 停電、ブラックアウト (Blackout)
電力不足対策として、電力会社は、『輪番(りんばん)停電』を行うかもしれません。
 
これは、電力の需給バランスが崩れることで電力系統が崩壊し、その復旧まで長時間かかることを避けるために電力会社が行う計画停電のことです。 
2001年のカリフォルニア電力危機ではこのような輪番停電が数回実施されました。
 


停電の種類には短時間で復旧するものから、数時間かかるものまで様々です。 停電が長ければ長いほど、日常生活や企業活動に甚大な影響を及ぼします。 家庭生活においてトイレが流せない・クーラーが使用できない・電気がつかないなどの不便さはもちろんですが、企業活動においては、eコマースや24時間サービスなどITシステムに依存する多くの企業が、ビジネス活動の停止を余儀なくされます。  


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