その下のThe command file needs this much time to complete (seconds.) に実行するコマンドファイルが終了するまでに必要な所要時間を指定します。(数値入力、単位:秒)
Run this command file (full name)にフルパス名を指定している場合に本設定が反映されます。
Turn off the UPS after the shutdown finishes.(This is dependent on the UPS model and/or shutdown mode enabled for the UPS) にチェックが入っていることを確認ください。
このチェックを入っている場合は、UPSにシャットダウン命令を送り停止します。
※Turn off this servers Outlet Group at the UPS after the shutdown finishes.: PowerChute Network Shutdownが接続している Outlet Groupのみシャットダウン命令を送ります。
Do not turn off UPS : UPSにシャットダウン命令を送りません。
設定画面(図4) タブ[UPS] → Configuration → outlet groups → Outlet Group Settings → "対象Outlet Group選択" → Sequencing(図5) →Reboot Duration: に時間(秒・選択変更可能)を設定します。
(7)
Sleep / Turn Off
シャットダウンプロセス終了時にUPSをスリープ状態に移行させ、UPS自身が電源障害復旧時に自動起動できるように設定。又はシャットダウンプロセス終了時にUPSをOFFするように設定するのかにより動作が異なります。
【設定方法】
シャットダウンプロセス終了時UPSをスリープ状態にし電源障害復旧後、UPS自身が自動起動出来るようにする場合
設定画面 タブ[UPS] → Configuration → Shutdown → On-Battery Shutdown Behavior: の設定を Restart when power is restored に設定します。
シャットダウンプロセス終了時UPSをOFFにする場合
設定画面 タブ[UPS] → Configuration → Shutdown → On-Battery Shutdown Behavior: の設定を Turn off Stay off に設定します。
【注意事項】
Turn Off Stay Off に設定した場合、UPSはシャットダウンプロセス終了時 Turn Off となり、電源障害復旧後にUPS自身は自動起動しません。
UPSを起動する為には手動で電源ボタンを押す、又は Network Management Card 等から Turn On する必要がございます。
(8)
Power On Delay/Min Return Runtime
電源障害によるシャットダウンの後、UPSをオンする為に必要な最低限のバッテリ容量、待機時間をカウントします。電源障害発生時、復電しても再度電源障害が発生する事を想定した場合、バッテリ充電容量が下がっている状態でUPSとOSを再起動させると、再度電源障害が発生した際に、OSのシャットダウン途中でUPSのバッテリが尽きてしまう事も考えられます。これを防止する為に、一定容量充電されるまでUPSを起動しないように設定する事が可能です。
【設定方法】
設定画面(図4) タブ[UPS] → Configuration → outlet groups → Outlet Group Settings → "対象Outlet Group選択" → Sequencing(図5) →Power on Delay: に待機時間を秒で設定します。
設定画面(図4) タブ[UPS] → Configuration → outlet groups → Outlet Group Settings → "対象Outlet Group選択" → Sequencing(図5) → Min Return Runtime:にランタイム時間を秒で設定します。