【対象OS】
サービスパック1 (SP1)未適用の Windows Server 2008 R2 Coreおよび Hyper-V Server 2008 R2
【問題の原因】
Windows Server 2008 R2 Server CoreおよびHyper-V Server 2008 R2では、OS側の理由により、実際には使用されない非表示の多数のネットワークトンネルアダプタが作成されるという問題が報告されています。
PowerChute Network Shutdownは"NetworkInterface.GetNetworkInterfaces"と呼ばれるJava APIを使用し、ネットワークアダプタの一覧を取得することによって、WEB UIの通信用のポートを開いたり、UIの表示を行うなどの機能を実行しています。
このJava APIはマイクロソフトのAPI機能 "GetIfTable"を呼び出します。この機能は非表示のものも含めた、全てのネットワークアダプタの一覧を取得します。アダプタの数が1000を超えると、この一覧の取得に2、3日ほどかかる場合もあります。これにより、PowerChute Network Shutdownのネットワーク関連の機能の実行に長い時間を要します。
【解決方法】
Windows Server 2008 R2およびHyper-V Server R2で対象バージョンのPowerChute Network Shutdownを使用する場合はサービスパック1 (SP1)をインストールしてください。