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Network Management Card 2を接続したSmart-UPSにSNMPコマンドを使用して8バイト未満のUPS Id Nameを連続して書き込み続けた場合にランタイム較正やセルフテスト、UPSのオフ等が実行されることがある
Network Management Card 2を接続したSmart-UPSに、SNMP SETリクエストを使用して8バイト未満のUPS Id Nameを連続して書き込み続けた場合に、ランタイム較正やセルフテスト、UPSのオフ等が実行されることがあります。
【説明】
Smart-UPSには8バイトのUPS Id Nameを設定することができます。
SNMPの場合SET リクエストによりMIB upsBasicIdentName (OID: .1.3.6.1.4.1.318.1.1.1.1.1.2.0)を使用して8バイトの文字列を設定します。
当MIBを使用して8バイトに満たない文字列を連続して設定し続けた場合には、稀にSmart-UPSの誤動作を発生させ、ランタイム較正やセルフテスト、UPSのオフ等が実行されることがあります。
---<powernet mibより抜粋>------------------------
upsBasicIdentName OBJECT-TYPE
SYNTAX DisplayString
ACCESS read-write
STATUS mandatory
DESCRIPTION
"An 8 byte ID string identifying the UPS. This object
can be set by the administrator."
::= { upsBasicIdent 2 }
--------------------------------------------------
【回避策】
UPS Id Nameおよび各種設定は変更時にのみ書き込みを行い、常時連続して書き込みを続けないで下さい。
また、UPS Id Nameには8バイトの文字列を設定して下さい。
例:「UPS_IDEN」、「TestUps1」等
工場出荷時は「UPS_IDEN」に設定されています。
【対象機種】
(1) UPS
SUA1500JB
SUA1500RMJ2UB
SUA2200JB
SUA3000JB
SUA3000RMJ2UB
SUA3000RMXLJ3U
SUA500JB
SUA750JB
SUA750RMJ1UB
SUA3000RMXLA3U
SURT10000XLJ
SURT14KRMXLJ
SURT18KRMXLJ
SURT5000XLJ
SURT8000XLJ
SURTA1500XLJ
SURTA2400XLJ
SURTD6000RMXLJP3U
(2) Network Management Card
AP9631/AP9631J [Network Management Card 2 EM]
・ Firmware version: Ver 5.xバージョン
公開先:APC 日本
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