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PowerChute Network Shutdown v3.x をSmart-UPS LCD(SMXシリーズ・SMT1200RMJ1U)で使用する場合の電源障害時のシャットダウンプロセス
Smart-UPS LCD (SMXシリーズ・SMT1200RMJ1U)にPowerChute Network Shutdown v3.x をインストールした際の電源障害時のシャットダウンプロセスの説明です。
SMXシリーズならびSMT1200RMJ1Uは出力コンセントのグループごとに制御することが可能です。
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SMT1200RMJ1U グループコンセント配置 | SMX3000RMJ2U グループコンセント配置 |
以下はSMXシリーズならび SMT1200RMJ1Uを対象とした、PowerChute Network Shutdownを利用し電源障害時のシャットダウンプロセスについての説明です。
本ドキュメントでは、PowerChute Network Shutdownにおけるシャットダウンの全設定項目について説明しております。
必要に応じ、各項目を設定ください。
【電源障害時のシャットダウンプロセス】
【PowerChute Network Shutdown (コンピューター) 設定項目 】 |
サーバーのシャットダウンの設定については、PowerChute Network Shutdownの ▼自ホストネームの項目、 "Configure Events" ならびに"Configure Shutdown"にて設定を行います。
(1) | イベント遅延時間 ここで設定された時間を超えた場合にPowerChute Network Shutdownがインストールされたコンピュータに対してOSのシャットダウンを含むシャットダウンプロセスを開始します。
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図1. Configure Events画面 |
図2. イベントに対するShut Down Operating Systemの画面 |
(2) | コマンドファイル実行時間 OSのシャットダウンを行う前にバックアップ処理を行う場合やOSシャットダウンを確実に開始するため、あらかじめ特定のソフトウェアを停止、終了処理を行う場合に、お客様にてご用意されたコマンドファイル実行とその所要時間に関する設定項目となります。
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図3. Configure Shutdown画面 |
(3) | 固定値(70秒) (2)が終了し70秒(10秒 + 60秒)カウントしOSシャットダウンが開始されます。 【設定方法】 この項目は固定値となり、設定、変更は出来ません。 |
(4) | OSシャットダウン開始 OSは、電源障害発生から"(1)イベント遅延時間"+"(2)コマンドファイル実行時間"+"(3)70秒"が経過すると、OSシャットダウンを開始します。 【設定方法】 (4)の時間設定箇所はなくOSの種類や環境の違いによるOSのシャットダウン時間によって(4)の終了時間は変動します。【注意事項】 (1)〜(4)の合計時間は実際のUPS本体のバックアップ時間(ランタイム)内に収まるよう設定します。 |
※1. VMware ESXiについては、(3)の固定70秒はありません
【 Network Management Card (UPS) 設定項目 】 |
コンピュータがシャットダウンプロセスを開始してからUPSが出力停止する迄の時間設定、電源障害回復後のUPS自動起動やUPS Turn Off の動作についてはNetwork Management Cardに対して設定を行います。
PowerChute Network Shutdownの画面では ▼UPS Information 以下UPS型番の "Configuration"で設定します。
(5) | Power Off Delay / Maximum Required Delay Power Off Delay: と Maximum Required Delay : を比較し時間の長い方が反映、カウントされます。
【設定方法】
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(6) | Reboot Duration 他のコンセントグループに関係なく、少なくともここで指定した時間の間、個別のグループを電源オフのままにします。 【設定方法】
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(7) | Sleep / Turn Off シャットダウンプロセス終了時にUPSをスリープ状態に移行させ、UPS自身が電源障害復旧時に自動起動できるように設定。又はシャットダウンプロセス終了時にUPSをOFFするように設定するのかにより動作が異なります。 【設定方法】
Turn Off Stay Off に設定した場合、UPSはシャットダウンプロセス終了時 Turn Off となり、電源障害復旧後にUPS自身は自動起動しません。 UPSを起動する為には手動で電源ボタンを押す、又は Network Management Card 等から Turn On する必要がございます。 |
(8) | Power On Delay/Min Return Runtime 電源障害によるシャットダウンの後、UPSをオンする為に必要な最低限のバッテリ容量、待機時間をカウントします。電源障害発生時、復電しても再度電源障害が発生する事を想定した場合、バッテリ充電容量が下がっている状態でUPSとOSを再起動させると、再度電源障害が発生した際に、OSのシャットダウン途中でUPSのバッテリが尽きてしまう事も考えられます。これを防止する為に、一定容量充電されるまでUPSを起動しないように設定する事が可能です。 【設定方法】
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図4. Outlet Group Settings 設定画面 |
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図5. Outlet Settings for Group 設定画面 |
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図6. Shutdown 設定画面 |