{}

シュナイダーエレクトリックのブランド

FAQを参照する

PowerChute Business Edition, PowerChute Network Shutdown Windowsのログオン画面の状態でシャットダウンプロセスが実施されない

PowerChute Business Edition, PowerChute Network Shutdownで
Windowsのログオン画面 (OSのユーザー名, パスワード入力待ち画面) にしている場合に
電源障害やスケジュールにおいて、コンピューターがシャットダウンを開始しない場合の説明です。



【対象製品】
・PowerChute Business Edition
・PowerChute Network Shutdown


【対象OS】
・Windows Server 2003
・Windows 2000 SP3以降


【概要】
PowerChute Business Edition, PowerChute Network Shutdownにて電源障害等発生した場合、
コンピューターを安全にシャットダウンするようにOSのシャットダウンを実行しますが、
ログオン画面 (ユーザー名, パスワードの入力画面) の状態の場合にはシャットダウンプロセスが実行出来ません。

この弊社電源管理ソフトウェアPowerChuteが [ Windows へログオン ] ダイアログが表示された状態でシャットダウンしない現象は、
Windows Server 2003, Windows 2000 SP3 以降 におけるこれらOSの Winlogon の制限事項に起因した動作になります。
また、この制限事項はスケジュールによるシャットダウンについても同様となります。

このログオン画面とは、
Windowsの起動時やログオフ時に[Ctrl]+[Alt]+[Del] を押した後のユーザー名, パスワードの入力可能な画面を指します。

OSの [ 管理ツール ] - [ ローカルセキュリティの設定 ] から [ セキュリティオプション ] の
[ 対話型ログオン:Ctrl+Alt+Delを必要としない ] を " 有効 " に変更した場合には、
そのポリシーの設定によりコンピューターでログオフの状態時に必ずこのログオン画面 (ユーザー名入力待ちの画面) の状態となり、
この状態で電源障害が発生してもシャットダウンをOSが受け付けません。

尚、通常設定の環境下において、[Ctrl]+[Alt]+[Del] を押した後、ユーザー名入力待ちの画面については
数十秒後には元の [Ctrl]+[Alt]+[Del] 押下待ち画面に戻るOS側の仕様となっています。


【回避策】
PowerChuteを使用する環境においてはOSの [ 対話型ログオン:Ctrl+Alt+Delを必要としない ] の項目を
” 有効 ” に設定変更しないよう運用ください。
また、ログオン画面 (ユーザー名入力待ちの画面) の状態でコンピューターを放置しないようにしてください。

尚、Windows XP Professional x64 Edition 上でコンピュータがドメインに参加していない場合は、
以下の手順で [ 常に従来のログオンを使う ] を ” 有効 ” にしてください。

[手順]
1.コマンド プロンプトで、gpedit.msc を実行します。(グループポリシーオブジェクトエディターを開きます。)
prompt> gpedit.msc

2.左側のツリー メニューから以下の場所に移動します。
ローカル コンピュータ ポリシー > コンピュータの構成 > 管理用テンプレート > システム > ログオン

3.「ログオン」 にある [ 常に従来のログオンを使う ] を ” 有効 ” にします。

APC 日本

詳細を見る
製品群:
詳細を見る
製品群: