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Smart-UPSの入力プラグと最大出力の関係
Smart-UPS 100V機器の標準入力コンセントを紹介します。各入力プラグに適した受け側コンセントを用意してください。
また最大入力電流も紹介していますので一次側に用意していただくブレーカの選定に使用してください。
Smart-UPSの標準入力プラグでは、
- 最大出力をまかなえない
- 受け側のコンセント形状と、UPSの入力プラグの形状が合わない
下記の表に従い、変更可能な入力プラグを選定ください。
なお、電気工事は弊社では承っておりません。その為、電気工事及び、工事費用に関しましては、工事をご担当される電気工事会社様に直接お問い合せください。
Smart-UPSシリーズ (1500VA未満の機種は プラグ変更不可)
製品型番 | 標準入力プラグ | 標準入力プラグでの 接続可能容量 (VA/W) | 変換可能 入力プラグ | 最大入力電流 (A) |
SMT500J SUA500JB | [ NEMA 5-15P ] モールドタイプ | 500VA / 360W | × (変更不可) | 5A 6.2A (SUAシリーズ) |
SMT750J SUA750JB | 750VA / 500W | × (変更不可) | 7.5A 8.2A (SUAシリーズ) | |
SMT750RMJ1U | 750VA / 525W 750VA / 480W | × (変更不可) | 10A | |
SMT1000J SUA1000JB | 1000VA / 670W | × (変更不可) | 10A 11.5A (SUAシリーズ) | |
SMT1K2RJ1U SMT1200RMJ1U | 1200VA /1000W | × (変更不可) | 12A |
Smart-UPSシリーズ (1500VA以上 プラグ変更可能)
製品型番 | 標準入力プラグ | 標準入力プラグでの 接続可能容量(VA/W) | 変換可能入力プラグ | プラグ変更後の 接続可能容量(VA/W) | 最大入力電流 (A) |
SMT1500J | [ NEMA 5-15P ] モールドタイプ | 1200VA / 980W *1 | NEMA 5-20P NEMA L5-20P | 1500VA / 980W | 16A |
SUA1500JB SUA1500RMJ2UB | [ NEMA 5-15P ] 組立型 | 1200VA / 980W *1 | NEMA 5-20P NEMA L5-20P | 1500VA / 980W | 16.2A |
SMT1500RMJ2U | 1200VA / 1200W *1 | 1500VA / 1200W | 16A | ||
SMT2200J SUA2200JB | [ NEMA L5-30P ] 組立型 | 2200VA / 1980W | NEMA 5-15P NEMA 5-20P NEMA L5-20P | 1200VA / 1200W *2 1600VA / 1600W *2 1600VA / 1600W *2 | 24A: 標準プラグ使用時 16A: 5-20P, L5-20P 使用時 *2 12A: 5-15P 使用時 *2 |
SU3000RMJ3U | 2250VA / 2250W *1 | ハードワイヤ接続 | 3000VA /2250W | 33A | |
SMT3000J SMT3000RMJ2U SUA3000JB SUA3000RMJ2UB SUA3000RMXL3U | 2400VA / 2400W *1 | ハードワイヤ接続 | 3000VA / 2700W | 30A 33A (SUAシリーズ) |
*1 標準入力プラグの場合には、入力プラグの制約によってUPSの最大出力容量の接続は出来ません。
負荷機器の消費電力の合計が*1の表記の範囲内に収まるように使用してください。
*2 標準プラグより小さい入力プラグに変換した場合には、プラグの仕様に合わせた*2の範囲内の負荷機器の接続にてご使用ください。
各受け側のコンセント形状
NEMA 5-15R | NEMA 5-20R | NEMA L5-20R | NEMA L5-30R |
| | | |
【入力プラグの変換方法】
注意: SMT1500Jは、標準入力プラグがモールドタイプです。プラグを切断し、入力ケーブルの被覆を剥いて以下手順2.より進めてください。
1. UPSの入力電源プラグを外します。ネジで固定されていますのでドライバで外してください。
コネクタ上のねじを外します 押締式の心線固定用ねじを緩めます
2. 中からホット、コールド、グランドの3本のケーブルが出てきますので、各ケーブルをご用意されたプラグ、端子等に付け替えてください。
ご都合により入力プラグを変換される場合には最大出力(VA/W)が上述の仕様に変更になることをご了解の上、ご希望のプラグに変換してください。
なお、上記以外のプラグ、及び規格外のプラグをご使用された場合、弊社ではUPSの作動に関して保証致しかねますので予めご了承ください。
設備の入力コンセントの変更・増設、ハードワイヤの作業は有資格者(電気工事士)に施工をご依頼にください。
黒 → ホット
白 → コールド(ニュートラル)
緑 → グランド
UPSの型番によっては上記の3本のケーブルとは別に被覆のないケーブルがありますが、これは入力ケーブルのシールド線(ドレイン線)となります。
入力プラグや端子盤に接続する必要はなく、切断いただいて問題ありません。
【関連のある質問】
Q: 「なぜ標準入力プラグでは最大出力を確保できないのか?」
A:
たとえば3000VAのUPSに標準入力プラグで採用しているNEMA L5-30Pの場合には、
NEMA規格にて、30A使用可能なプラグとなりますので 3000VA (100V×30A) の出力が可能だと思われますが、
UL規格において、UPSに接続できるのは入力プラグの定格値の80% を使用可能な上限値 と定められております。
このため、1500VAのUPSの入力プラグはNEMA5-15では、プラグの許容範囲 15Aの80%となる、1200VA (12A)以内で負荷機器を構成いただき、
UPS本体の最大出力1500VA (15A)で使用される場合には 、プラグをNEMA 5-20P/NEMA L5-20P に変更したうえでご使用いただく必要があります。
同様に3000VAのUPSは入力プラグにNEMA5-30を採用しておりますが、3000VA(30A)の出力を必要とされる構成の場合には、
上記の【入力プラグの変換方法】のように標準の入力プラグを外し、
分電盤に対し直接ケーブルを接続して(ハードワイヤ接続)ご使用ください。
Q: 「SMT2200JでプラグをNEMA 5-15Pにしたいが、2200VAの出力は可能ですか?」
A:
必ず表中にある1200VA / 1200Wの範囲内でご使用ください。
UPSの性能としては2200VAの出力が可能ですが、NEMA 5-15Pのプラグに変更して15Aを超えるような状態が続くと大変危険です。
入力プラグ部分のトラブルはUPSでは検知できません。
容量の小さいプラグに変更した場合や標準プラグで使用される場合においては、表中の使用可能範囲を守ってご使用ください。
公開先:APC 日本
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