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PowerChute Network ShutdownによるDell EMC VxRailのサポート構成について

公開日: 16 2月 2021

このページはPowerChute Network ShutdownによるDell EMC VxRailのサポート構成について説明しています。

【システム環境】
Dell EMC VxRailシリーズ(VMware ESXi 6以降)

【製品ラインナップ】
PowerChute Network Shutdown v4.3以降
Smart-UPSシリーズ

【PowerChuteによるシャットダウン】
単体、もしくは複数のSmart-UPSによってVxRailサーバが保護されている構成で、PowerChute Network ShutdownはvCenter Serverと通信を行うことで仮想マシンを制御します。電源障害の際、UPSから停電信号を受け取ったPowerChuteは、すべての仮想マシン、そしてvCenter Server(PSCが分離されている場合は、その後にPSC)の順に停止し、各ESXiホストをメンテナンスモードに移行後、ホストのシャットダウンを行います。UPSにより電源保護されているすべてのシステムの停止後、UPSの出力が停止します。



また、PowerChute(v4.4以降)はオプションにより、vSAN設定のFTT(フォルトトレーランスしきい値)を超えたホストに電源障害が発生した時のみシャットダウンを実行するように設定することが出来ます。

【PowerChuteの展開先について】
Dell EMC VxRailはvCenter Serverによって管理されるvSANクラスタを構成します。PowerChuteは各クラスタノードにインストールする必要はなく、クラスタ内外のESXiホスト上に展開なPowerChute仮想アプライアンス、もしくはクラスタ外の物理サーバに展開するWindows用アプリケーションをいずれかの場所にひとつだけインストールします。

注:VxRail環境において、PowerChute仮想アプライアンスはローカルデータストアに配置は不可、vSANデータストア、もしくはクラスタ外部ESXi管理ホスト上に配置します。また、PowerChute仮想アプライアンスを使用してFTTオプションを使用する場合、PowerChute仮想アプライアンスはクラスタ外部(ESXi管理ホスト、もしくはWindows物理サーバ上)に配置する必要があります。

【サポート構成】
複数のVxRailサーバとUPSで構成されるシステムのサポート構成については以下を参照してください。

① ひとつのUPSで電源保護をする構成(シングルUPS構成)
  • 仮想マシンのvCenter Server(VCSA)およびPowerChute仮想プライアンスはvSANデータストアに配置
  • UPSの電源障害検知により、システムシャットダウン
  • UPSの冗長構成も可能
② 複数のUPSでグループ化して電源保護をする構成(アドバンスドUPS構成)
 (a)クラスタ外のESXi管理ノード(管理ホスト)にPowerChute仮想アプライアンスを配置する構成


  • 仮想マシンのvCenter Server(VCSA)とPowerChute仮想アプライアンスは管理ノードに配置
  • UPS 1、およびUPS 2のいずれかの電源障害で、システムシャットダウン(UPS 1のみの電源障害の際は、クラスターノードのみシャットダウンすることも可。)

 (b) 外部の管理サーバ(物理Windows)にPowerChuteを配置する構成


  • vCenter ServerとPowerChuteを外部のWindows管理サーバに展開(Windows上でのvCener ServerはESXi 6.5以前の環境に限られます。)
  • UPS 1、およびUPS 2のいずれかの電源障害で、システムシャットダウン(UPS 1のみの電源障害の際は、クラスターノードのみシャットダウンすることも可。)

 (c) FTTオプションを使用する構成


  • vSANのFTT値に応じ、PowerChuteで同パラメータを同値に設定します。(この構成では FTT=1)
  • クラスタを構成するホストの電源保護を行うUPS 1、UPS 2、UPS 3のうち、いずれかの1台の電源障害検知では、保護対象のESXiホストの仮想マシン等のリソースを他のホストへ移行させた後、そのホストのみメンテナンスモードへ移行します。vSANクラスタは稼働を継続します。
  • さらに別のUPSの電源障害の検知より、FTT値を超えた状態となり、PowerChuteはシャットダウンシーケンスを実行します。
  • また、UPS 4の電源障害検知でクラスタを含めたシステムシャットダウンを実行することもできます。

③ 2ノードvSAN構成


  • 2ノード構成では2台のクラスタノードの他に、Witness、およびvCenterServerが展開される管理ホストで構成されます。
  • PowerChute仮想アプライアンスを管理ホストに展開します。
  • UPS 1、およびUPS 2のいずれかの電源障害で、システムシャットダウン(UPS 1のみの電源障害の際は、クラスターノードのみシャットダウンすることも可。)

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