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PowerChute Business Edition v10.0でUPSの定期セルフテストが実行されるとPowerChuteのイベントログに"バッテリー運転"のイベントが表示される

公開日: 05 4月 2020

このページでは、PowerChute Business Edition v10で、UPSの定期セルフテストが実行された際に、"バッテリー運転"と誤ったイベントメッセージが表示される問題について説明しています。
 
【対象製品】
・PowerChute Business Edition v10.0
 
【問題の概要】
PowerChuteからUPSの定期セルフテストを7日ごと、または14日ごとに設定している環境で、その定期セルフテストが実行されたとき、本来はセルフテストのイベントが表示されるべきところを、PowerChuteのイベントログには"バッテリー運転"と誤ったイベントが出力されます。
 
【問題の発生条件】
以下の条件下で発生することが確認されております。
・PowerChute Business Editionのv10.0を使用している(v9.xでは発生しません)
・PowerChuteの設定(セルフテストの予定を設定)で、セルフテスト実行を7日ごと(または14日ごと)に設定している
・UPS(Smart-UPS SUAシリーズ)を使用している
 → 対象UPS: SUA750RMJ1UB, SUA3000RMXLA3U, SURTA1500XLJ, SURTA2200XLJ
   対象UPS(サポート終了製品):  SUA500JB, SUA750JB, SUA1000JB, SUA1500JB, SUA2200JB,  SUA3000JB, SUA1500RMJ2UB, SUA3000RMJ2UB, SUA3000RMXLJ3U
   ※Smart-UPS SMT/SMXシリーズでは発生しません

 
上記環境下で、7日後(14日後)に定期セルフテストが実行された場合、本事象が発生します。
UPSの前面LEDパネルより、セルフテストを実行した場合も同事象が発生します。
(※上記はPowerChuteとUPSをシリアルケーブルで接続している場合のみ該当します)
 
【原因】
対象UPSからのセルフテストのシグナルを、PowerChuteが誤って処理していたことが原因となります。
 
【影響について】
・PowerChuteのイベントログ上はバッテリー運転と表示されますが、セルフテスト自体は正常に実行されております。
 ただし、
PowerChuteのイベント設定で、バッテリー運転のイベントにE-Mail通知やコマンドファイル等が設定されている場合は、本事象発生時に実行されることになります。
 
【回避策について】
以下より、パッチ"MicrolinkMaster.jar"(モジュール)をダウンロードし、下記の手順に従って適用してください。

1.PCBEのサービスを停止します
 Windowsの場合:
コントロールパネル>管理ツール>サービス>APC PBE Agent>サービスの停止
  Linuxの場合:
 RHEL6.x : コマンド “/etc/init.d/PBEAgent stop”
 RHEL7.x : コマンド “systemctl stop PBEAgent”


2. ファイル名を変更します(例:back.MicrolinkMaster.jar)
 Windowsの場合:
  <PCBE Agentインストールフォルダ>\agent\comp\ MicrolinkMaster.jarを右クリック>名前の変更を実行します(例:back.MicrolinkMaster.jar)
  Linuxの場合:
  ①コマンド”cd <PCBE Agentインストールフォルダのパス>\Agent\comp”
  ②コマンド”mv MicrolinkMaster.jar back. MicrolinkMaster.jar”

3.修正パッチ(MicrolinkMaster.jar)を上記フォルダにコピーします
修正されたMicrolinkMaster.jar
  サイズ:806,156 バイト
  ハッシュ(SHA-1)212C92D6FBFFA94BAB7DF93DB3F7BF32A46025D9

4.適切な権限に変更します(Linuxの場合のみ)
  コマンド”chmod 755 MicrolinkMaster.jar"

5.PCBEのサービスを再開します
  Windowsの場合:
コントロールパネル>管理ツール>サービス>APC PBE Agent>サービスの開始
  Linuxの場合:
 RHEL6.x : コマンド “/etc/init.d/PBEAgent start”
 RHEL7.x : コマンド “systemctl start PBEAgent”

6.UPSの前面パネルよりセルフテストを実行し、PCBEのイベントログに正しくセルフテストの実行ログが記録されることを確認してください。


 

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