FAQを参照する
PowerChute Network Shutdown 電源障害時のUPSシャットダウンシーケンス(SMTシリーズ)
PowerChute Network Shutdown利用時に電源障害発生後、PowerChute Network ShutdownからUPSへのシャットダウン命令が送信されたのち
UPSの出力停止から、電源回復後の出力開始までの設定方法を説明します。
【対象UPS】
SMTシリーズ(SMT1000J、SMT1500J、SMT2200J、SMT3000J、SMT1500RMJ2U、SMT3000RMJ2U)
※SMTシリーズの場合、出力の停止は Group1 、 Main outletの順番で停止します。
起動は、Main Outlet、Group1の順番で起動します。
コンピュータがシャットダウンプロセスを開始してからUPSが出力停止する迄の時間設定、電源障害回復後のUPS自動起動やUPS Turn Off の動作についてはNetwork Management Cardに対して設定を行います。
PowerChute Network Shutdownの画面から ▼UPS Information 以下UPS型番の "Configuration"
もしくはブラウザより"http://[ Network Management CardのIPアドレス ] でNetwork Management Cardにアクセスしてください。
2. Reboot Duration
[設定方法]
設定画面(図1) Configuration → outlet groups → Outlet Group Settings → "対象Outlet Group選択" → Sequencing(図2) → Reboot Duration: に時間(秒・選択変更可能)を設定します。
3. Sleep / Turn Off
[設定方法]
・ シャットダウンプロセス終了時UPSをスリープ状態にし電源障害復旧後、UPS自身が自動起動出来るようにする場合
設定画面 Configuration → Shutdown → On-Battery Shutdown Behavior:(図3) の設定を Restart when power is restored に設定します。
・ シャットダウンプロセス終了時UPSをOFFにする場合
設定画面 Configuration → Shutdown → On-Battery Shutdown Behavior:(図3) の設定を Turn off Stay off に設定します。
4. Power On Delay/Min Return Runtime
UPSの出力停止から、電源回復後の出力開始までの設定方法を説明します。
【対象UPS】
SMTシリーズ(SMT1000J、SMT1500J、SMT2200J、SMT3000J、SMT1500RMJ2U、SMT3000RMJ2U)
※SMTシリーズの場合、出力の停止は Group1 、 Main outletの順番で停止します。
起動は、Main Outlet、Group1の順番で起動します。
表1: SMTシリーズ シャットダウンシーケンス |
コンピュータがシャットダウンプロセスを開始してからUPSが出力停止する迄の時間設定、電源障害回復後のUPS自動起動やUPS Turn Off の動作についてはNetwork Management Cardに対して設定を行います。
PowerChute Network Shutdownの画面から ▼UPS Information 以下UPS型番の "Configuration"
もしくはブラウザより"http://[ Network Management CardのIPアドレス ] でNetwork Management Cardにアクセスしてください。
1. Power Off Delay
UPSのシャットダウンシーケンスが開始されてから出力が停止するまでの時間を示します。(最小値120秒)
UPS OutletsをもつSMTシリーズのUPSではシャットダウンシーケンスが実行されると、Outlet Group1の出力を停止したのち、UPS Outletsの出力停止のカウントダウンが開始します。
※仕様上、Outlet Group1よりも先にUPS Outletsを停止することはできません。
※PowerChute Network Shutdownのコマンド実行や、仮想化環境でのインストールの場合、設定を頂いているとその時間も含め自動でPower Off Delayに計算され反映されます。
[設定方法]
設定画面(図1) Configuration → outlet groups → Outlet Group Settings → "対象Outlet Group選択" → Sequencing(図2) → Power Off Delay: に時間(秒・選択変更可能)を設定します。
UPS OutletsをもつSMTシリーズのUPSではシャットダウンシーケンスが実行されると、Outlet Group1の出力を停止したのち、UPS Outletsの出力停止のカウントダウンが開始します。
※仕様上、Outlet Group1よりも先にUPS Outletsを停止することはできません。
※PowerChute Network Shutdownのコマンド実行や、仮想化環境でのインストールの場合、設定を頂いているとその時間も含め自動でPower Off Delayに計算され反映されます。
[設定方法]
設定画面(図1) Configuration → outlet groups → Outlet Group Settings → "対象Outlet Group選択" → Sequencing(図2) → Power Off Delay: に時間(秒・選択変更可能)を設定します。
他のコンセントグループに関係なく、少なくともここで指定した時間の間、個別のグループを電源オフのままにします。
[設定方法]
設定画面(図1) Configuration → outlet groups → Outlet Group Settings → "対象Outlet Group選択" → Sequencing(図2) → Reboot Duration: に時間(秒・選択変更可能)を設定します。
シャットダウンプロセス終了時にUPSをスリープ状態に移行させ、UPS自身が電源障害復旧時に自動起動できるように設定。又はシャットダウンプロセス終了時にUPSをOFFするように設定するのかにより動作が異なります。
[設定方法]
・ シャットダウンプロセス終了時UPSをスリープ状態にし電源障害復旧後、UPS自身が自動起動出来るようにする場合
設定画面 Configuration → Shutdown → On-Battery Shutdown Behavior:(図3) の設定を Restart when power is restored に設定します。
・ シャットダウンプロセス終了時UPSをOFFにする場合
設定画面 Configuration → Shutdown → On-Battery Shutdown Behavior:(図3) の設定を Turn off Stay off に設定します。
【注意事項】
Turn Off Stay Off に設定した場合、UPSはシャットダウンプロセス終了時 Turn Off となり、電源障害復旧後にUPS自身は自動起動しません。
UPSを起動する為には手動で電源ボタンを押す、又は Network Management Card 等から Turn On する必要がございます。
Turn Off Stay Off に設定した場合、UPSはシャットダウンプロセス終了時 Turn Off となり、電源障害復旧後にUPS自身は自動起動しません。
UPSを起動する為には手動で電源ボタンを押す、又は Network Management Card 等から Turn On する必要がございます。
4. Power On Delay/Min Return Runtime
電源障害によるシャットダウンの後、 UPSをオンする為に必要な最低限のバッテリ容量、待機時間をカウントします。電源障害発生時、復電しても再度電源障害が発生する事を想定した場合、バッ テリ充電容量が下がっている状態でUPSとOSを再起動させると、再度電源障害が発生した際に、OSのシャットダウン途中でUPSのバッテリが尽きてしま う事も考えられます。これを防止する為に、一定容量充電されるまでUPSを起動しないように設定する事が可能です。
[設定方法]
[設定方法]
・ 設定画面(図1) タブ[UPS] → Configuration → outlet groups → Outlet Group Settings → "対象Outlet Group選択" → Sequencing(図2) → Power on Delay: に待機時間を秒で設定します。
Network Management Card画面 | ||
図1. Outlet Group Settings | ||
図2. Outlet Settings for Group | ||
図3. Shutdown |
公開先:APC 日本
このFAQはお役に立ちましたか?
詳細を見る