コンピューターを最適に導入するにあたって、IT企業は複数の課題に直面するはずです。仮想化により整理統合や高密度化に重点が置かれる中で、現場にITスタッフがいなかったり、IT機器専用のスペースもないような組織も多くあるでしょう。たとえどのようなスペースになるにせよ、最大限にその場所を活用することは不可欠になります。

多くの場合、電力配分装置(PDU)内蔵のものなど、適切なラックシステムの配備は、これらの課題の解決に役立ちます。 この記事では、5つの一般的な課題とラックがこれらの課題の解決にどのように役立つかを説明します。

1. 設置しやすさと使いやすさ

容易な調整と、電源や冷却製品を含む他の構成要素との互換性を確保するため、内蔵保持ブラケットなどの標準機能を備えたラックを探しましょう。 事前に取り付けられている高さ調節脚とキャスターがあれば、追加部品が不要になり設置がより容易になります。 同じように、簡単に調節できる垂直取り付けレールがあれば、機器を設置しやすくなります。

2. 可用性と接続性に対する要求の高まり

ネットワークに接続されるデバイスがこれまでにないほど増加する中、企業はラックの電力密度を高める必要性を感じています。 従って、ラックPDUをラックの背面に取り付けてスペースを節約できるゼロUアクセサリチャンネルなど、ラック内に高密度ケーブル配線を統合できる必要があります。

3. さまざまな配備状況

さまざまな要件を満たす多種多様なモデルを提供できるラックベンダーを探しましょう。 オープン フレーム ラックが必要な場合もあれば、壁取り付け型、またはネットワークスイッチを収納するために側面にエアフロー機能のあるラックが必要な場合もあります。 専用スペースのないエリアでは、すべて揃った、安全な「サーバールームボックス」を実現する密閉式ラックが必要となります。 このようなラックは防音で、キャスターと各種IT機器用に調節可能なレール、およびあらかじめ取り付けられたラックPDUが装備されており、いつでも必要な場所へ転がして行けるタイプの製品がお勧めです。

4. リモート管理

リモート管理機能を持つスイッチ付きラックPDUを収容できるラックを選びましょう。 このようなPDUであれば、ネットワークスイッチやサーバーがハングアップしても、適切なコンセントをリモートでオフにした後で、再度オンにすることにより再起動できます。

5. エネルギーの自動制御管理

シュナイダーエレクトリックの計測機能付きラックマウントPDUでは、電力とエネルギーを監視できます。IT管理者はタイムリーにデータを取得し、意思決定や、個々のラックで最も効率的な電力使用状態を維持することに役立てられます。 計測機能付きラックマウントPDUは基本的なエネルギー管理ツールとして、エネルギー消費量を監視し、ITソリューションで得られる効率向上を見極めるために必要とされる精度を有しており、さらなる省エネの改善に貢献します。 スイッチ付きラックPDUと組み合わせることで、エネルギーをさらに節約し、週末など必要ないときはコンセントの電源を切っておくことができます。

もちろん、APC by Schneider Electricは、これらの課題をすべて解決するラックを提供しています。 たとえば、NetShelterファミリー、データセンター向けオープンフレームラック、および配線クローゼット、サーバールーム、重要アプリケーションなど向けの特殊エンクロージャーなどがあります。 現在の環境に特有な課題に対応できるラックが必ず見つかります。