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Smart-UPS 本体交換後のUPS電源管理ソフトウェアの設定変更が必要なパラメータ

Smart-UPSシリーズ、Smart-UPS RTシリーズのUPS交換後のUPS電源管理ソフトウェアの設定変更が必要なパラメータについて記述しています。

UPSの本体交換にあたり、同型機種の交換を行う場合には、UPS電源管理ソフトウェアの再インストールは必要ありませんが、
UPS本体に設定されるパラメーターについては、ソフトウェア上から再設定していただく必要がござます。

UPS電源管理ソフトウェアの各設定値には

  • ソフトウェア(PowerChute)に設定、保存されるパラメータ
  • UPS本体に設定されるパラメータ

の2種類あり、UPS交換後はUPS本体に設定されているパラメータはUPSデフォルト値になります。
このため、UPSの交換にあたっては、お客様にてUPS本体のパラメータを設定変更されてご使用されていた場合、交換後に該当項目を再度設定ください。

以下、各製品ごとのUPS本体側に設定されているパラメータのご紹介を致します。

[PowerChute Business Editionの場合]
PowerChute Business Editionのコンソール画面より、
  • PowerChute Business Edition v9.1.1以降
    ・ 「エージェントWebインターフェース」-「UPS名」-「UPS設定」の全て
    ・ 「エージェントWebインターフェース」-「シャットダウン」-「コンセントシーケンス」の全て
  • PowerChute Business Edition v9.0.3 以前
    ・ 「デバイスのプロパティ」−「全般」−「電源パラメータ」の全て
    ・ 「デバイスのプロパティ」−「シャットダウン」−「シャットダウンシーケンス」−「OSのシャットダウンに必要な時間」
    ・ 「デバイスのプロパティ」−「シャットダウン」−「電源障害」−「電源回復時のUPS再起動」

[PowerChute Network Shutdownの場合]
UPS本体に設定されているパラメータはNetwork Management Cardに登録されている為、PowerChute Network Shutdownには存在致しません。
尚、Network Management Card におけるUPSが持つパラメータは、Webインターフェイス画面より変更ください。
  • Network Management Card 2 Firmware 6.x.x
    ・ 「Configuration」 - 「Power Settings」の全て
    ・ 「Configuration」 - 「Shutdown]の全て
  • Network Management Card 2 Firmware 5.x.x / Network Management Card EX/EM Firmware 3.x.x の場合
    ・ タブ[UPS] - 「Configuration」の全てとなります。
  • Network Management Card EX/EM Firmware 2.x.xの場合
    ・ 「UPSモデル名」−「Configuration」の全てとなります。上記、UPS本体交換後、Network Management Cardにアクセスし、変更されていた「Configration」の値を再度入力、設定してください。

UPS本体の交換に際しましては、上記該当のパラメータを交換前に控えておき、再設定ください。
また、交換の有無に限らずUPSのパラメーターの設定を変更する場合には、設定値は控えて管理していただくようお願いいたします。

[注意点]
PowerChute Business Editionをご使用で、次の場合にはソフトウェアの再インストールが必要です
・ UPSのシリーズが異なるものへの交換 (例 : Smart-UPS SUAシリーズからSmart-UPS SMT・SMXシリーズに交換)
・ Smart-UPS SMTシリーズで、コンセントグループの有無が異なる機種への交換 (例: SMT500JからSMT1000Jへの交換)
・ シリアルケーブルからUSBケーブル、もしくはUSBケーブルからシリアルケーブルに接続方法を変更する場合

PowerChute Network Shutdownをご使用で次の場合には、ブラウザよりPowerChute Network Shutdownにアクセスし
"PowerChute セットアップ"をクリックの上、初期設定を再度実施が必要です。
・ UPSのシリーズが異なるものへの交換 (例 : Smart-UPS SUAシリーズからSMT/SMXシリーズに交換、Smart-UPS RT SURT から SRTシリーズに交換など)
・ Smart-UPS SMTシリーズで、コンセントグループの有無が異なる機種への交換 (例: SMT500JからSMT1000Jへの交換)

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